治療に通っていると、他のスポーツ選手とも何度か会う機会があった。彼らを見て僕はいろいろと考えた。
「今までケガもなく順調に野球をしてきたけど、
今の自分と同じ様な状態のチームメイトを見たとき見下したりしていなかったか?」
「監督の言ったとおり思いあがっていたんじゃないか?」
肩に違和感がなくなる度に、また野球がしたいと思えるようになった。
次に、チームで野球するときは、まずみんなに謝ろう。
同じように怪我している人には、相談にのろう。
怪我のおかげでいろんな事に気づき、反省し、自分の中ですごく成長できた気がした。
後日、肩が完全に回復した僕は体を慣らすために
一人での投球練習を開始し、数日後にはチームの練習に参加してみた。
いきなりの僕の登場にみんな驚いていたが、
暖かく受け入れてくれた。
監督には、あの試合の日は、実は肩を故障していた
という事を正直に話した。
それから更に数日後、僕はレギュラーとして
完全復活する事ができ、
大学2年の春の大会にも
先発で出場できることになった。
あれから3年経った今、僕は実業団で
相変わらず野球をやっている。
野球への情熱はあの頃と今も変わっていない。
今の自分があるのはあの時のケガがあったからだ。
そして「あまのがわ整骨院」のおかげだと、
とても感謝している。
スポーツをやっていてケガで挫折しそうな
人がいたらぜひお薦めしたい。